毎年正月から春にかけてパキポディウムの播種を行うのが恒例、というか楽しみ。というのも夏までにソコソコの大きさにして夏から秋は自然の恵みで一気に大人になってもらいたいという目論見。そんなに上手くいかない時もあれば上手くいくときもある。なんせ打たなきゃ当たらないのでやることやっとく。あとは運まかせ。
てことで今回、播種に関してコレは??っという道具を手にしたので記録する。そんなに目新しくも斬新でもないけど自分的には今後の播種方法はこれで確定って案件。
播種準備編
種子の処理
購入した種子の処理は今までと一緒。届いたらすぐ撒きたいので野菜室で保管はしない。が、長期保存をする時には野菜室で保管。種子を一旦冷やしてから温める休眠打破という方法もあるが。長期保存の後に播種する場合はそうなってるのかな?結果は比べられないのでわからない。
で今回もベンレートに2時間ぐらい浸して、そのままメネデールを追加投入。割合にしたらベンレート3:メネデール7って感じかな?ここで一旦ベンレートを捨ててしまうのもアリ。自分は適当。大事にいきたい時、気が向いた時。小さい紙コップで浸けているのでたまにクルクル水を回し、空気を取り入れるのと種子をしっかり浸からせる。
何時間浸すか?鮮度、品種によって変えているので正解はわからないが種子が沈んだら概ね取り出して良いように思う(沈んだ状態が長いと良くないと思う)。参考までに、新鮮なら2時間(浸けなくてもOK)。ナマクアナム、アンボン3時間。ウィンゾリー12〜24時間。温度は25℃辺りをキープ。ウィンゾリーは30℃以上を設定している。
光は特に強光は必要ないように感じてきた。なんなら薄く土を覆土した方が発芽率の良かった時もある。自然に湿度をキープできるのかな?
播種環境編
なにはなくとも、まずは発芽してもらわないと…。てことで大好きな100均でイメージしながら良さそうな仕切り付きのタッパーに目が止まる。今回はこれでいこう。



最後に赤玉細粒を表面にひいて苗床完成。
弱いシャワーで表面の凹凸をならし、微塵を流す。
トレーに入れトレーごと熱湯消毒。用土が浸かるまで熱湯を注ぎ放置。
お湯が冷めたら水を捨て播種準備完了

種子を用土に載せる。丸い方を上側になるようにする(なんとなく凹んでる方が下向きの方が水を吸いそうな気がするのと、なんとなく発芽した根の土に潜りやすそうな気がする)

表土と種子がヒタヒタになるまでメネデール希釈水を注ぐ。
※これは最初だけで水が蒸発して水面が下がれば、その後は表土が湿ってるぐらいの腰水の水位が良いと思う。表土、種子の乾燥は霧吹きにて対応。

発芽した苗から育成用の用土をセットした鉢に優しく植替え。サボってしまって苗が立ち上がっていても慌てずに優しく苗を抜き、植え替える。
苗床の再利用
使い終わった苗床は、準備の時と同じようにトレーごと熱湯消毒し再利用できる。
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