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パキポディウム 播種手順②キッチンペーパー編

2024年の播種方法はキチンペーパーを使用した方法をメインに行っていて結果も良好なので記録する

キッチンペーパーを容器に敷く

【播種前の準備】

パキポディウム播種手順
パキポディウムの実生にハマり3年最初は見様見真似で無茶な事をしていた暑けりゃ良いと思い、炎天下で密閉...

上記リンクの播種前の処理を行う
※自家採取等の新鮮な種子であれば処理をしなくてもそのままキッチンペーパに置いても良いかな。

【播種する容器の準備】
・キッチンペーパーを折りたたみ続け、小ぶりの容器に敷く。この時、容器より少し大きいぐらいに折りたたみキッチンペーパーの周囲をハサミで切り取り1枚1枚がめくれる状態にしておくと良い。
・メネデール希釈水をキッチンペーパーがヒタヒタになるぐらいに含ませる。

播種する種子をキッチンペーパーに載せる。
その後は種子が浸からない程度に霧吹き等で乾きすぎないように給水を繰り返す。

ティッシュペーパーで給水促進

播種前の種子の処理をせずにキッチンペーパーに載せる場合、ティッシュペーパーを種子に被せると種子が給水しやすくなる気がしいて実施している。ティッシュペーパーがメネデールを吸い種子を上からも給水しやすいようにしている。浸けるわけでは無いので空気も取り入れられるのではと推測。これを24時間行い、ティッシュペーパーを取り除くがティッシュに種子がくっついてくるので一緒に捨てないよう注意。

採れたてデンシフローラムの種子。左がティッシュを被せた状態
これは新鮮なパキポディオイデスの種子だが、右がティッシュを被せた状態

発芽確認

こんな感じで発芽の状況を確認できる。ピンセットで優しくセットした用土へ移す。この写真でも確認できるがキッチンペーパーに薄く種子の色が沈着している。気になるのであれば一番上のキッチンペーパーを1、2枚めくってキレイな面を出してあげるのも良いかなと。できたら新しいペーパーに交換した方が良い。交換したことないけど…

キッチンペーパー数枚重ねでは乾燥しやすい恐れはある。なので最低朝晩の水分確認は必要だが、ある程度給水した種子はキッチンペーパーが乾いても発芽してくれる(もちろん乾燥は避けるべきだが)。
1週間経って発芽の兆しが無ければ、もう一度ティッシュを被せてみる。その上から再度霧吹き。
ズボラになってくるとずっとティッシュを被せてしまっている。

まとめ

この方法がBESTな訳では無いけど最近はこの方法で良い結果が出ているのでオススメ。

メリット
・発芽した種子から土に載せるので寄せ植えの場合に歯抜けになりにくくバランスがよくなる
・カビが生えにくい気がする
・リセットしやすい

デメリット
・発芽しなかった場合、土で播種しておけば発芽したかも…と思うかも

発芽しにくい輸入種子ほど寄せ植えの場合の歯抜けの心配が少なくなる。プレステラの隅に1つだけ発芽でバランス、無駄な場所を使わなくてすむかなっと。

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