難物ナマクアナムの実生もこれで3年目。
種子を譲って頂くことが出来たのでチャレンジ!
今回は検証したいことがあり実践して良い記録が出来ればと思う。
まず今までの経験では発芽率は良い。
しかし根が張り、種子が立ち上がったあたりで落ちてしまうことが大半だった。子葉が出てしまえば第一関門突破のような感じ。ではなぜこれからという時に落ちてしまうのだろう?
今回検証したいこと
冬型と呼ばれるナマクアナムには20℃前後で管理が適しているのではないか?というのは今までせっかく発芽した苗の大半を数日で落としてしまっていたので、今回は何とか落とさないで成長させたい。今までと同じでは同じ結果になりそうだったので、なかなか手に入らない種子だが挑戦してみる。
2024.3.15 播種
今回はメネデールのみ24時間浸けた。自分の認識では暑さに弱く発芽後に落ちやすいと感じているので加温室は敢えて使わずに3月の常温(10℃前後)で管理。結果は???
1/5発芽…。今まで24時間浸ければ100%水の中で発芽していたのに。やはり温度が低すぎたのか…
※浸ける温度は20℃以上にした方が良かったかなと後悔…
加温室は他の植物もいるので常時20℃設定にはできない。しかし夜間だけは20℃にしているので昼間は常温、夜間は加温室とする。あまり長く浸けていると酸欠で種子がフヤけて?しまいそうだったので用意した用土に種子を載せ様子を見る。まずは発芽してほしい。
こちらは水に浸けて2日目の様子。発芽は1つ。
2024.3.20 5日目
3/5の発芽。左右の根は弱弱しい。ナマクアナムの発芽初期は太い根が出ると認識しているがコレは明らかに弱弱しい。心配…
2024.3.21 6日目
こうして記録を取っていると動きが遅いが成長していることが分かる。検証のため昼間は常温を守っているが3月も下旬だというのに寒すぎる。最低でも15℃は欲しいが理想の温度には届いてない。以前ならここら辺りで不調になるが今回はまだ成長している。
2024.3.23
左の苗の殻がカビてきたのでピンセットで強引に取り除いた。
真ん中は殻が自然に取れて子葉が。
左は…一応動きはあるみたい。
2024.3.24
前日に殻を取った左の子は子葉の先が茶色くなってる。
右の子はピンセットで殻を取ってみた。
2024.3.26 途中のまとめ
え~っと...色々とウンチクを語った結果の生き残り…1
とりあえずの結果のまとめ。
暑すぎるのもダメだし、寒いのもダメ!
上は23℃ぐらいに抑えられたけど、下は10℃ぐらいまで下がっちゃった。
冬型といっても、ちょっと寒さに強いだけのイメージなので10℃は下がりすぎたかなと。次に挑戦する機会があれば22℃あたりをキープできる環境を作ってチャレンジしたい。
2024.4.16
本葉が見えてきた。気温が一気に上がってきた。心配…
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