備忘録

ウィンゾリー開花~受粉~結実(仮)

2021.8.21に播種したウィンゾリーから花芽が出たのは播種から2年半経過した2024.2。自分が種子から育てたパキポディウム実生株で初の花芽。そろそろブレビカウレ等の株から花でも咲かないかな?なんて思っていたのに、まさかのウィンゾリーの頭頂部に何やら赤い物体が。

2024.2.23 花芽確認

まさかの2株からの花芽。同じ時に播種した株。他にも同期がいるがこの2体のみ。

2024.3.1

ちゃんと成長している。花芽の周囲に新たな赤い突起物が。まさか複数咲いてくれるのだろうか。

2023.3.4

右の花芽…黒くなってきた…

2023.3.9

左は花茎が伸びて花芽も増えた。 右は枯れた…が、すぐ左にある小さな花芽はまだ赤い。

2024.3.11

!!! 開きだした! もう一株の花芽は全滅…

2024.3.12 開花

早朝の様子。いよいよか?

帰宅後

ついに...

ウィンゾリーの花が咲いた♪
自分で播種した実生のパキポディウムが
他のパキポが先に咲いたとしても、ウィンゾリーはまだまだ咲かないだろうと思っていた。それなのに一番最初に花を見せてくれたのがウィンゾリーだったなんて。まさに感無量!
この株には全部で5つ花芽が出来ているので楽しみは続く。そして欲深い私は自家受粉させる夢を持ってしまった。

2024.3.16 摘花

開花してから初日光浴。記念に撮影。
花とは別に4つの蕾がある。全部で5つの花が揃う。
しかし種子を採りたい欲望に侵されているため蕾を切り取ってしまう暴挙に出る。

いわゆる摘花という作業らしいが、花がたくさん咲くことで株に負担がかかる。そして受粉に成功した場合には複数の種鞘が出来てしまうと株からの栄養が分散されてしまい種子が形成されにくくなる、途中で枯れ落ちてしまう等の事が危惧される。

なのでまず花の数を減らし花の生育度をあげるため、まず3つの花をしっかり育てることにする

写真中央部にある蕾2つを切除する

切除した蕾…。

2024.3.21

待ちに待った2陣が開花これでセルフ受粉が出来る!

っと思ったら先発の花が落ちた…

自家受粉に挑戦

受粉の様子は別ページにて

パキポディウム ウィンゾリー 受粉作業
自家受粉についてまずこの記事を書くにあたって自身初の自分実生のパキポディウムの花が咲いた事からそして...

結実なるか???
動きがあれば更新。動きが無ければこのページは終了...

2024.3.25

上の写真は受粉時のガク周辺の写真。実は真ん中に最初の花が落ちた後に何やら結実してるような突起物があるが下の写真を撮った時には黒く枯れていた。

今回注目したいのが下の写真、受粉処理後2日目にガクから花筒が外れかけている。そしてガクの内側には突起物が。最初の花は放置していたら1週間以上残っていたのに、次に咲いた花(花はカットしてしまったので花筒のみ)は4日目にして落ちてしまいそう。これは花をカットしてしまったからなのか、受粉が成功したからなのか。

種子鞘の成長

どうやら結実してくれたみたいなので時系列で記録

2024.3.28
花筒が取れた。そしてプックリしたモノが。結実?種子鞘???


2024.3.30
種子鞘が育ってる

2024.4.6
イメージと少し違う形に成長している

2024.4.9 夢…散る

2月末に思いもよらなかった花芽の発見から1ヶ月半
初めての赤花からの結実
だが目標だったウィンゾリーの種子の採取はできず
しかし本当にワクワクさせてもらったことに感謝
そして夢は来年以降に

コメント

  1. 奥平哲雄 より:

    突然のメール、失礼します。
    私、長野県の信越放送でディレクターをしてます奥平と申します。

    現在、多肉植物を愛する「タニラー」の企画取材をしておりまして、
    ウインゾリーの花の写真を探していたところ、奇麗な真っ赤な花の写真を
    投稿されていたので連絡させていただきました。
    こういう花が咲きますよと資料として使用させていただくことは可能でしょうか?

    よろしくお願いします。

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